レイアウト製作 ~第2本線 先行区間の架線修正~

これが第2本線、今回問題区間の施工時の画像です。
見た目は特に問題があるように見えません。
この前の第1本線でもそうですが、架線柱を立てる時は架線の軌道を気にして設置しています。
それがどうした事か、この第2本線の壁面に近い架線の方がパンタグラフのシューより内側に外れている事が分かりました。
直近の架線作業前に前回施工区間を参照するために上から見た時、架線がどうも内に入り過ぎに見えたのです。
目の錯覚かと思いましたが、車両で確認すると完全に内に外れていました。
カーブ区間での架線の軌道は、基本アウト・イン・アウト。
架線支持部はアウト側、支持部との中間ではイン側が原則です。
しかし、ここは架線柱から跨線橋に向かい、ミドル(イン気味)・外れイン・ミドルとなっています。
この設置の時は確認しなかったという事は無い筈なんですが、今それを言っても始まりません。
そこで急遽修正する事にしました。
張り直しは難しいのでどうしようかと悩みましたが、現状態において指で架線を少し外側に広げてあげるとシューを外れない事が分かりました。
そこで、架線の弾力性を利用して、無理が無いところまで外側から引っ張る事にしました。

架線を外から引っ張るものが必要です。
サーフェーサーを吹いた柱のそれが、今回追加した架線を外から引っ張るものです。
柱は架線柱から流用して、碍子部を通して0.3mm真鍮線を通してあります。
トロリー線と吊架線に接着するブラケット部分は、V字に真鍮線を折り曲げて、柱からの直線のワイヤーとハンダでくっ付けて造形しています。
牽引ワイヤー部は、手前の架線のトロリー線と吊架線の間を通しています。
柱は複線間の間に設置しようかとも思いましたが、架線が邪魔で作業もしにくいので外側としました。
この画像では、まだ架線と接着はしていません。
接着した時の位置で、架線が修正軌道に来ているかという事と、設置した柱の距離感を合わせるのが目的です。
ただ距離感が合っても、この状態では架線の復元性に引っ張られて、内に傾いていく可能性があります。
そこで・・・

柱の反対側へ補助ワイヤーを地面に向けて張りました。
実物でも、こういう場合に良く柱に設置されています。
今回は模型の世界でも、ダミーでも何でもなく、実際に機能する補助ワイヤーです(笑)
柱の固着、および補助ワイヤーが効いて内に傾かない事を確認して、架線とV字の牽引先を接着します。
牽引先に接着剤を塗布して、架線を指の腹で外側に押しつつ、慎重に接着させました。

少し見にくいですが、牽引で外へ引っ張られて、架線が折れているのが分かりますでしょうか?
架線もパンタグラフのシュー内に入るようになりました。
ただ架線の柔軟性を利用したとはいえ、逆にそれに負けて外れる可能性もあり、注意深く数日のあいだ経過観察しましたが、全く外れる様子はありません。
幸いトンネル側は台枠エンド部で、架線を止めている裏箇所が見えているので、修正施工開始前にほんの僅かに緩めて止め直しておいたのも功を奏したかも知れません。
今回の軌道修正の為の部分においては、不安は払拭されました。
一部を外側に引っ張った事で、他の前後部分に負荷が掛かっている筈なので、色々と拡大鏡装備でチェックを行ないましたが、碍子やブラケットから外れたりしていないので、そちらも大丈夫のようです。

元々牽引部のワイヤーには塗装を施してましたが、柱にも色を入れてあげて、架線軌道修正作業完了です。
面倒な作業だったけど、早めに気付けて良かったのかな?(^-^;
週末にかけて気温がグッと下がってくるようです。
風邪をひいたりしている人も見るので、ちょっと気を付けないとならないですね。
過ごしやすい季節が、もう少し長く欲しいところです。
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