テストピース3

前回路盤の設置までは進みましたが、これより線路の敷設に移ります。

まずカントの問題です。
諸兄のブログを拝察すると枕木または道床の下にスペーサーを挟むやり方は同じですが、スペーサーの高さについては皆様お考えがあって違うようです。実際の国鉄在来線の規定に沿って縮尺される方法、車両を置いてみて傾き具合を見ながら調整していく方法等、様々な設定方法があります。車両を走行させて楽しむのが目的ですので、あまり感覚に頼りすぎて傾け過ぎると走行に悪影響を与えかねません。中にはNゲージの走行にカントは不要と論ぜられる方も居られます。しかしそこはある程度実感的にしたいという思いからカントは当レイアウトでは設置したいと思います。
線路3

通勤途中にある駅のホームより撮影しましたが、この駅は緩いカーブにあって京都側は更にカーブが続いています。本線にはカントがついているのと、逆に側線では全くカントが無くて両線の境はバラストに結構な高低差があります。
線路2
線路1

昔からレイアウトを作るときにはカントを含め、この線路両際のバラストの盛り上がり(いかり肩)を再現したいと思っていました。プラバンか何かを盛り上がりに見せるための下地に設置しておけば・・・なんていう目算はありました。しかし私なんかが考えること、他の凄腕の方々がやらない訳がありません(笑)
最新のNゲージマガジン61号にご掲載されている京急押入線(鉄道模型レイアウト制作記)の卓様やた625の工作室のた625様がいかり肩の表現をなさっています。その他にもバラスト止めや側溝の表現など学ぶものが多いです。
私も及ばずながら、これにトライしてみます。ただここからは我流になるかも知れません(笑)


まず作業を始める前にカントの量というか高さを決定したいと思います。

国鉄の公式には、カント量(両線路の高低差)は最大105mmとされているようです。
これをNゲージに当てはめると・・・105/150=0.7mmとなります。これは線路間の数値になりますので、枕木を入れた全幅で計算しなおさなければなりません。
PECO#55フレキシブルレールの枕木を含めた全幅16.4mmのうち片側の枕木の下にスペーサーを噛ましますので、3mmの数値を全幅16.4mmより引いて、0.7mm×13.4mm/9mm≒1.04mmという数値がはじき出されます。切り捨てて1mmのスペーサーを最大として、カーブの半径を考慮して設置すれば良さそうです。

まず分割部の短い方に線路設置&カントを付けました。線路間は27mm、カーブで若干広げてあります。こちらは緩い短いカーブですので0.8mmのスペーサーをプラバンで作り、2mm強ぐらいの幅に切り出して準備しました。

テストピース製作6
先にPECO#55フレキシブル線路をゴム系ボンドにて接着しました。テストですので複線はそれぞれPC枕木と木枕木を使っています。ゴム系ボンドが乾かないうちに該当箇所に0.8mmのスペーサーを差し込んでいきました。

0.8mmカント1
傾きが少ないようですが緩いカーブなので、こんなものだと思います。

線路の固定は釘の使用も考えましたが、フレキのしなりをうまく使い、復元力とゴム系ボンドの弾力性で、よりスムーズなカーブが描けるものと思い釘の使用は止めました。
続いて長い方の敷設です。
テストピース製作8

今度は1mm厚のプラバンを同じように2mmぐらいの幅に切り出し準備し、線路接着後に該当部分に差し込んでいきます。車両を置いて確認です。
1mmカント1
1mmカント2

傾き具合はベストです。これ以上は走行に弊害が出る可能性が強まります。台車の稼動に許容量が少ないものを用いて走行テストをする必要がありますね。カントの出入り口の立ち上がりはゴム系ボンドの特性で良い感じになだらかに移行しているようです。(あくまで指での触診ですが・・・)

続けていかり肩の表現に移ります。
テストピース製作9
今回、私は3mmの三角プラ棒を使用しました。もっとコストを下げる方法は模索しなければなりませんが、自分のイメージではバラストの盛り上がりはデフォルメぐらいでちょうど良いのではと・・・
もう一つカントを付けたところの線路外側はこの三角プラ棒の下に1mm厚のスペーサーを入れてみました。実物ではカントに応じてバラストのいかり肩は高くなっていきます。これに準じた表現を目指したものです。

テストピース製作10

うまく行くでしょうか?とりあえず下準備は出来ました。あと側溝の表現を済ませてテスト走行へと移ろうと思います。

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