KATOオリエントエクスプレスのカプラーを交換する 前編
実は、この数か月の間に誤って買ってしまった国内仕様の増結を運良く高値で手放し、その得た資金内でこれまた運よくパリ~香港間の増結を入手し直したりもしていました。
ようやく正調な編成も揃い、高価なものを買ったという意識も薄くなってきたので、そろそろカプラー交換作業を行いたいと思います。
製品状態のアーノルドカプラーを交換するのは、編成両端にあたるスタッフの寝台車の機関車連結側のみ。
中間のアーノルドカプラーは、ほとんど連結すると見えないので、そのままとします。
現状アーノルドカプラーでの機関車との連結間隔です。
当区の車歴が生きている物で、機関車のアーノルドカプラーは無いので、車歴抹消のスカートが動く古いEF65に登場していただきました(^^)
まずは台車を外して、単純にマグネ・マティックカプラーのMT-10ではダメかを検証します。
ナックルカプラーでもダメとは聞いていますが…
下は、首振り用のピンをカットして、MT-10をセットした状態です。
上のアーノルドカプラーと比較して、何となく行けそうな気がするんですが…
どうなんでしょう???
台車をセットすると…
ナックル上部が、ボディー端に当たってしまっています(>_<)
明らかにカプラー位置が悪いです。
横から見ても、車端のボディーにカプラー自体が干渉して、お辞儀をしてしまっています。
これでは連結・解放どころではありません(^-^;
やはり普通に交換しようとすると短いようです。
因みにMT-10は限界まで外側には出しています。
このスタッフ寝台車は片方が機関車との連結との事で、幌自体が引っ込んだ状態になっています。
その形態でも、バッファーよりもカプラーが奥まっていますので、このやり方はダメという事です。
ここはあっさりと台車マウント方式を諦めましょう。
でも、ボディーマウント方式にするにしても、通常のNo.2004やNo.1015が行けるかをチェック。
ギリギリ行けない事は無さそうですが、全く余裕がありません。
いつもの様に1mmのピンで止めるにしても、ネジ穴が床下のギリギリっぽいです。
カプラー交換後も、ボディーは普通に分解できるようにしておきたいので、これも難しそうです。
そうなると当初の予想どおり、マグネ・マティックカプラー交換し始めた頃に買ったN0.2004のロングシャンクの余っているのを使えば大丈夫そうです。
台車のカプラーポケットをカットすれば、後戻りは出来ませんが、ロングなら対応出来そうです。
体力温存で、ここまでとします。
それでは続きは明日に…
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